フィシオエナジェティック(ホリスティックキネシオロジー)は、ウィーン スクール オブ オステパシーの学院長であるラファエル・ヴァン・アッシェDO(Raphael Van. Assche DO.)が開発した、キネシオロジーによる画期的なホリスティック療法です。
症状を引き起こしている数多くの問題の中から、必要なセラピーを理想的な順番で行うことができる検査法であり、施術法になります。
この療法をラファエル・ヴァン・アッシェDOが開発するに当たり、著名なオステオパシーの施術者・カイロプラクティックの施術者・医師その他の療法家との研究を経て開発されています。
日本には2004年に入ってきたばかりの最新のキネシオロジーで、日本でもこの療法を受けることができる場所は限られています
フィシオエナジェティック(ホリスティックキネシオロジー)の考え方
フィシオエナジェティックではセラピーを行うに当たり、症状の原因となる分野を基本的に4つに分類して検査を行い、施術をしていきます。
例えば”腰痛”という症状があったとします。
一般的なカイロプラクティックなどでは、”腰痛=骨盤の歪み”と考え、骨盤を矯正したり筋肉をストレッチしますが、フィシオエナジェティックの場合腰痛の原因が左の図にあるどの分野からきているのかを検査し、セラピーを行います。
フィシオエナジェティックの検査の結果、原因が”骨盤の歪み(身体構造)”ではなく”精神心理(感情)”と出た時は、骨盤を矯正しないでメンタルに対する治療を行います。
また、腰痛の原因がひとつである事はあまりなく、メンタル的な問題に対処した後、生体化学的な問題(例えば腸内細菌の問題)に対処して行ったりもします。
このように、人間の身体を多角的にとらえセラピーを行っていくので、通常の筋肉や骨格に施術を行うセラピー(接骨院・整体・カイロプラクティック等)では改善しなかった症状も改善に導くことができます。
フィシオエナジェティックの優れた点
フィシオエナジェティックが他の整体やカイロプラクティックと比べ優れている点として、以下のようなことが挙げられます。
- 症状を引き起こしている原因が分かる
- たくさんある症状の優先順位が分かる
- サプリメントの合う合わないが検査できる
- 体内の重金属の蓄積が分かる
- 腸内細菌バランス(カンジダ菌:リーキーガット症候群)が分かる
- 歪んでいる関節・矯正すべき関節・すべきでない関節が分かる
- 感情からくるストレスが分かる
- アレルギーの有無が分かり、セラピーが行える
- 慢性的なウィルス感染の有無が分かり、セラピーが行える
こういった、他の治療院では診ない(診られない)、自然治癒力を邪魔する問題を検査し、アプローチすることができます。
これらの問題に対し、骨格の矯正・筋肉の調整・鍼灸(経絡治療)・耳介療法(耳つぼ)・ハーブ療法・サプリメント・バッチフラワーレメディ・感情ストレスに対する反射療法等多角的なセラピーを行い、症状の改善を図ります。
フィシオエナジェティックによるセラピーの概要
フィシオエナジェティックによる、施術の概要になります。
AR検査(腕長反射テスト)
フィシオエナジェティックでは、このように両腕の長さを指標に検査をしていきます。
これは人間の身体に色々刺激を与えた時に、体の左右で緊張度の違いが腕の長さとして出てきます。
その腕の長さの変化を読み取り、症状の原因になっているもの・症状を改善する物・歪んでいる関節・気の流れが悪くなっている経絡などを探していきます。
AR検査(例:バッチフラワーレメディの選択)
何らかの心理的な負担になっている出来事があったとします。
いくつかある心理的なセラピーの内バッチフラワーレメディが良いというサインが出た場合、38種類あるフラワーエッセンスの中から、心理的な負担を軽減するのにもっとも望ましい一種類を調べて使用します。
同じような要領で、自分の身体に対して負担になる食べ物(アレルギー)や、不足している栄養素の有無、使用すべきサプリメントの選択なども、このように腕の長さを見ながら検査を行います。
ある症状に対し一つの検査が終わった後、まだ症状の原因になっているものはないかを検査し、あるようならさらに検査を進めていきます。こうして、玉ねぎの皮をむくように一つ一つ症状の原因をはぎ取り、セラピーをを行っていきます。
フィシオエナジェティックでアプローチができるもの
フィシオエナジェティックは、筋肉や骨格の歪みはもちろん、現代医学において対症療法しか行えない様な慢性疾患も検査・アプローチすることができます。
特に、重金属の蓄積による各種症状・カンジダ菌によるリーキーガット症候群・食物アレルギー(不耐性)などが原因となっているものは、今現在フィシオエナジェティックが最も安全に、確実にアプローチできます。
身体構造に対するセラピー
一般的なカイロプラクティックやオステオパシーといった療法で行うようなセラピーを行います。
筋肉・筋膜・靭帯・関節・頭蓋骨の歪み・顎関節の歪みというような、構造的な問題に対してアプローチしていきます
生体化学に対するセラピー
体の中で行われている、様々な代謝のバランスが崩れている事が症状の原因と出た場合行うセラピーです。
重金属の蓄積・カンジダ菌の異常繁殖・慢性的なウィルス感染・アレルギーの問題・ホルモン(内分泌)異常・栄養素の不足など問題に対してアプローチしていきます。
>>ウィルス感染に関してはこちらへ
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精神心理に対するセラピー
ネガティブな感情・過去のトラウマなどが症状の原因と出た場合行うセラピーです。
バッチフラワーレメディ・ESR(感情ストレス解放テクニック)・瞑想法などで、問題に対してアプローチしていきます。
>>ESR(感情ストレス解放テクニック)に関してはこちらへ
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インフォメーションに対するセラピー
体内における情報伝達系統の異常が、症状の原因と出た場合行うセラピーです。
耳の反射区・経絡・瘢痕・病巣・電磁波障害・ジオパシックストレスなどの問題に対してアプローチしていきます。
フィシオエナジェティックセラピストの方へ
フィシオエナジェティックに使用する、テストキットを販売しております。
生体化学物質のクラスを受講された方向けのものですが、必要な方はお問い合わせください。