慢性疾患・不定愁訴の黒幕の一人、カンジダ菌
カンジダ菌という菌をご存知でしょうか?
普通に人間の腸内にいる菌の一種で、真菌類(カビの仲間)に分類されている菌です。
カンジダ菌そのものは腸内にいても特に悪さをする事はありません。
ですがカンジダ菌が過剰に増え過ぎてしまうと、様々な不定愁訴や、慢性症状の原因になってくる事があります。
その様な状態を慢性カンジダ感染といい、慢性症状の大きな一因になっています。
慢性カンジダ感染による身体症状
カンジダ菌が過剰に増えることによる疾患には以下のようなものがあります。
- 【全身症状】
甘い物が異常に欲しくなる・慢性頭痛・化学物質過敏症・低血糖症・アレルギー症状・強い倦怠感(慢性疲労)・皮膚炎(アトピーなど)・筋肉や関節の痛み・神経炎・集中力の低下・記憶障害・震え - 【胃腸の問題】
食欲不振・慢性的な便秘や下痢・食物アレルギー・腸炎・消化不良・腹痛・吐き気・リーキーガットシンドローム(LGS) - 【中枢神経系の問題】
不眠症・情緒不安定・抑鬱症状・学習障害・多動・感情不安定・唇と足のうずき・多発性硬化症・重症筋無力症・集中力の低下 - 【頭部や頚部の問題】
めまい・耳鳴り・頭痛・聴覚障害・皮膚炎・無感覚・記憶障害 - 【その他】
PMS等のホルモン異常・副鼻腔炎・膀胱炎・前立腺炎・腎炎
今現在これらのような慢性症状に悩まされていて、なかなか症状が改善しない場合、カンジダ真菌が原因かもしれません。
特にリーキーガットシンドローム(LGS)を引き起こしてしまうと、身体の不定愁訴は著しく悪化するので、しっかりとしたケアを行う必要があります。
カンジダ菌が異常繁殖してしまう原因
カンジダ菌が異常繁殖する原因としては、以下のようなものがあります。
- 抗生物質の乱用
- ステロイド薬の使用
- 避妊薬(ピル)の使用
- 重金属の蓄積
- 甘い物の摂りすぎ
- アルコールの摂りすぎ
- 無理な食事制限によるダイエットを繰り返している
抗生物質の効果があまりない膀胱炎や腎炎などの症状をお持ちで、上記のリストに心当たりがある方は、カンジダ菌が異常繁殖している可能性を考えた方が良いです。
その場合、症状の改善のために抗生物質をのむ事は腸内環境をさらに悪化させる原因となり、症状をさらに悪くしてしまうため気をつけた方が良いでしょう。
カンジダ菌が原因となるうつ症状
カンジダ菌の異常繁殖による症状に、強い倦怠感(慢性疲労)・不眠症・情緒不安定・抑鬱症状・感情不安定など自律神経失調症やうつ病といった精神疾患と同じようなものがあります。
その為、カンジダ菌の異常繁殖によってこれらのような症状をお持ちの方が医師の診察を受けると、「自律神経失調症」「うつ病」といった精神的疾患の診断を受け「抗うつ剤」を処方させることになります。
ですがこれらの症状の原因はカンジダ菌の異常繁殖による毒素の影響ですので、抗うつ剤を飲んでも症状は改善しません。
それどころか、抗うつ剤を飲む事によって、正常だった脳内のセロトニン等の分泌が低下し、本当のうつ病になってしまうことにもつながります。
生理痛や不妊等の婦人科疾患の原因にもなるカンジダ菌
カンジダ菌は、ホルモンのレセプター(細胞にあるホルモンがくっつく場所)にくっつく事があります。
カンジダ菌がくっつく事によって、身体は本来その細胞にくっつくはずだったホルモンがあると勘違いをしてしまいます。
その結果、身体は体内に十分なホルモンが無いにもかかわらずホルモンがあるかのように働こうとしますが、実際はそのホルモンが無いため正常な働きができません。
そのようにして、ホルモンのバランスに異常がおきて現れる症状が、生理痛・月経不順・不妊・甲状腺機能低下などです。
このようなカンジダ菌が原因のホルモン異常の時、ホルモン療法を受けると本当にホルモンを作り出す能力が低下してしまいます。
またカンジダ菌が子宮や卵管で異常繁殖し、カンジダの菌糸が子宮内膜や卵管の内膜を傷つけることによって、不妊症の原因にもなります。
アトピーなどの皮膚疾患の原因にも
増殖したカンジダ菌が出す毒素(アンモニア等)は、腸から体内へ吸収されてしまうため、吸収された毒素の解毒のため、肝臓がフル稼働し始めます。
肝臓が処理しきれなかった毒素は、血液で全身を巡る事になります。
身体は毒素を体外へ排泄するために、通常排泄するために使われない皮膚や子宮などから毒素を出そうとします。
その為、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患にも、カンジダ菌はかかわっています。
慢性的な肩こりや腰痛の原因にも
カンジダ菌は、腸内で炭水化物を発酵させたり、たんぱく質を腐敗させます。
食べ物が発酵や腐敗してしまうと、腸内でガスを発生させ腸を膨らませます。
結果として、食後お腹が張るという症状や、もたれるという症状を引き起こします。
またふくらまされた腸は、胃や肝臓・横隔膜といった内臓を上に押し上げたり、腰に対して内側から圧力をかけます。
このような状態が、慢性的な肩こりや腰痛の原因になってる事も多いです。
こんな時は肩や腰をもんだり、首や骨盤を矯正しても、肩こりや腰痛は改善する事はありません。
このようにカンジダ菌の悪影響は多岐にわたり、さまざまな症状の直接的・間接的な原因になっていることも少なくありません。
カンジダ菌による症状を改善するには?
体内のカンジダ菌による症状を改善するには、まずカンジダ菌が身体のどこで異常繁殖してしまっているのかを正確に調べ、その場所に応じたカンジダ菌を除去するための方法を用いなければなりません。
カンジダ菌が繁殖する場所としては、
副鼻腔・口腔内・胃・胆のう・胆管・小腸・大腸・肛門
【女性】
膣・子宮・卵管
【男性】
前立腺
【異常繁殖がひどくなると】
肝臓・膵臓等の実質性臓器
等があります。
繁殖している場所によって、ハーブなどのサプリメント使う場合もありますし、アロマオイルを使ったりします。
またホメオパシーといわれる療法にも、非常にカンジダ菌に効果のあるものがあります。
カンジダ菌が繁殖している場所と、その場所に応じた効果のあるものを選択して使っていく必要があります。
こういった慢性カンジダ感染に対して、戦略的にセラピーを行う療法は、フィシオエナジェティック以外にはありません。
不定愁訴や慢性疾患でお困りの方は一度検査をお勧めします
今まで色々な病院や、整体院・カイロプラクティック・鍼灸などの治療院に通っても改善されなかったような不定愁訴・慢性疾患をお持ちの方は、その症状の要因にカンジダ菌が影響していないか検査をしてみることをお勧めします。
血液検査などではわからないため、検査には筋力反射テストや、フィシオエナジェティックのARテストを用いて検査を行うのがよいです。
カンジダ菌の除菌に使用するハーブ
フィシオエナジェティックによる、AR検査(腕長反射テスト)によってカンジダ菌除菌に必要なハーブが何かを検査していきます
主に除菌に使うハーブやサプリメントは、
- パウダルコ
- グレープフルーツシード
- カンデックス
になります。
また、腸内細菌のバランスを取るため、アシドフィルス菌やビフィズス菌といった善玉菌を補給する必要もあります。
※飲む量や期間は、10人いれば10人違っています。また、人によっては合うハーブと合わないハーブがあります。したがって、このホームページを見て勝手にこれらを飲んで体調が悪くなっても、一切責任は持てませんので、自己責任においてお試しください。
また、胃酸などの消化酵素を補給する必要が出てくる場合もあります。その際にも摂取すべきハーブやサプリメントが出てきます。
当院ではフィシオエナジェティックによるAR反応で、これらのハーブやサプリメントの必要性や摂取量・期間を検査し、できうる限り身体に負担をかけずにカンジダ菌の除菌を行っていきます。
良くなるまでの期間は人それぞれですが、当院でお勧めした事を実行していただいた方の多くは、身体の不調が改善しています。