膝の痛みの症例
膝の痛みでお困りの方が来院された症例です。
性別・年齢・主な症状
年齢・性別:40代女性。
主な症状:左膝の痛み
症状が出るシチュエーション:
膝の動き全般。
所属しているスポーツのサークルで、ジャンプ後の着地時に左膝に痛みが走り、動けなくなった。
時間とともに多少多少痛みはひいたが、歩いただけで痛みがでる。
今まで受けてきた治療
特になし。痛めてすぐに来院。
原因及び対処
症状が起きていた原因:
・前十字靱帯の異常緊張
・外側半月板の位置異常
対処:
・前十字靱帯の異常緊張の除去
・半月板の位置異常の改善
所感
以前に他の症状で来院されていた方が、スポーツで膝を痛めた事で来院された症例です。
整形外科検査では、靭帯や半月板の損傷は特に出なかったため、そのまま施術を行いました。
フィシオエナジェティックのARテストで検査をすると、交感神経の異常緊張、メンタルストレス、前十字靱帯の異常緊張、頸椎一番の歪みが出ましたので、初日はそれらへの対処を行いました。
5日後に来院された2回目の時には、ジャンプの着地時に多少膝に痛みが走るという症状が残っているということでした。
さらに検査を行っていくと、亜鉛の不足、外側半月板の位置異常が出たため、亜鉛をとることを勧めるとともに、半月板の位置異常の修正を行いました。
さらに7日後、この日は前日が行っているスポーツの大会だったため、念のために来てもらいました。
症状は、膝の裏が少しつっぱる感じが残っているとのことでしが、大会ではジャンプをしても痛みは無かったようです。
検査を行っていくと、膝窩筋の過緊張がありその原因は踵の歪みだったため、それを矯正すると、症状は改善されました。
この三回の施術で、施術は終了となりました。