精神心理的な問題に対するセラピーについて
症状の改善において、精神心理的なアプローチが必要な時があります。
精神心理的なアプローチが必要なのは、なにもパニック障害やうつ病といった問題だけではありません。
身体症状にも精神心理的問題は深くかかわっているのです。
精神心理的な問題は、意識的なものから本人が意識できない無意識の問題、さらに深い問題等多岐にわたります。
お悩みの症状にどのような精神心理的な問題がかかわっているのかをARテストで検査し、精神心理的な問題を解消していきます。
精神心理的なセラピーを行い際、問題となる事件やトラウマを話してもらう必要はありません。
ですので、話したくない問題をお持ちでも、問題なくセラピーを行うことができます。
バッチフラワーレメディ
精神心理的な問題に対し、トータルに改善を期待出来るセラピーです。
施術中に飲んでいただく場合のほかに、自宅でのホームケアの一環としてトリートメントボトルとしてお分けして飲んでいただくことによって、緩やかに感情を開放していきます。
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ESR(感情ストレス解放テクニック)
主に意識できる(ストレスに心当たりがある)場合に用います。
額にある前頭前野(人間の理性的な脳)の反射点に触れながら、ストレスに感じている人や出来事などを思い浮かべてもらうことによって、脳がストレスの元に対し理性的に処理できるようにしていきます。
右脳寄りで処理している人と、左脳寄りで処理している人とでは、こちらからの質問や処理のさせ方が若干変わってきます。
ハートの瞑想法
自分を支配してしまっている感情(怒りや悲しみ等)を、喜ばしい感情(喜び等)で書き換えていく瞑想法です。
施術中に行ってもらったり、ホームケアとして自宅で行っていただくこともあります。
無意識下の問題に対する施術
以下の施術は、症状に対して無意識下でかかわっている感情の問題に対する施術になります。
無意識下の問題ですので、本人には全く自覚がない問題です。
ですが、意識していないということは例えるなら無防備で殴られていて、なおかつ殴られている事に気づかないということと同じです。この状態がどれだけ危険な事かはたやすく想像ができます。
感情の問題でも同じことが言えます。
こうした問題がある場合、解消することが症状改善に非常に効果的です。
心理的(精神的)逆転
この問題がある人は、何人もいる無意識下の自分の中に症状を改善したくない自分がいる事を意味しています。
症状が治らない方が都合が良い状況がある(例えば、普段心配してくれない人が自分のことを心配してくれる、堂々と会社や仕事を休める)場合、症状を改善させるためのセラピーを行っても、思うような改善が見られないというようなことが起きます。
特に今まで色々な整体院などで治療をしたけど、思うような改善が見られない場合などは、このような心理的(精神的)逆転がある場合があります(深層心理が治癒を望んでいないということですね)。
この場合、タッピング(叩く)しながらアファメーション(肯定的な断言を潜在意識に刷り込む)を唱えることによって、心理的(精神的)逆転状態を正常な状態へ改善し、セラピーの効果がきちんと体を改善させる方向へ行くようにします。
無意識の感情に対する施術
心身に問題を起こす無意識の感情としては「恥・罪・無関心・悩み・小心・過度の欲求・怒り・傲慢・無気力・怠惰・躁・動揺・緊張・無目的」といったものがあります。
このような感情が無意識下で渦巻いていると、「自己否定」「自分を傷つける」「自分にかかわる人が全て怒っているように感じる」など、心理的にとても重い状態になります。
このような状態は自分自身を傷つけます。傷つけ方は自傷行為の場合もありますが、自分の身体に何らかの痛みを誘発させるという形でも行われます。
このような問題は、筋肉や骨格のへの施術では改善せず、薬でも改善はできません。
症状の原因となっている無意識下の感情を解放し、自分自身を肯定できるようにしていく必要があります。
この問題に対するセラピーとしては、反射点をタッピング(叩く)しながら、アファメーション(肯定的な断言を潜在意識に刷り込む)を唱えることによって、無意識下の望ましくない感情の肯定的な感情へ書き換えを行います。
過去に受けた抑圧された感情の問題
幼少期に(限りませんが)親や教師など、自分が逆らうことができない人から抑圧されていた人にはこの問題がでます。
「お前なんか生まれてこなければよかった!」「なぜこんな事が出来ないんだ!」「お前のせいでこっちがどれだけ苦労していると思っているんだ!」
というような言葉を浴びせられた記憶が、筋肉の中にトラウマとして記憶され、その結果痛みなどの症状を引き起こします。
特に首筋の筋肉には記憶されやすく、治らない首肩の痛みの原因になります。
胎内での母親の感情
胎児期に母親が何らかの問題(精神的・肉体的・その他)を抱えていると、胎児であるあなたも同じ問題を抱えてしまいます。
その後生まれてきて現在に至りますが、胎児期に感じた問題は解消されないまま、今も無意識の中でモヤモヤし続けています。
でも解消することはできません。自分の問題ではないのですから。
この問題がある方は、今感じている問題が自分の問題ではないということに気づかせるセラピーを行います。
ライフクライシス(人生における大事件)によるトラウマ
生きていると様々な問題が降りかかってきます。事故・犯罪に巻き込まれる・暴力を振るわれるなど。またそこまで大きな問題ではなくても、無意識下にはトラウマとして刻みこまれます。
このような場合、そのトラウマから受けるストレスが、身体の機能を低下させるばかりではなく痛みや何らかの症状を引き起こすこともあります。
恐怖体験は腰痛などを引き起こし、怒るような体験は首・肩の痛みや高血圧などの一因になるのです。
トラウマが無意識下にある場合、何時あった問題が・どこの臓器に・どのような感情として刻みこまれてしまっているのかを検査し、EMDR(眼球運動によるトラウマリリース)※左写真・視床下部刺激・ESR等の反射療法によって、脳の扁桃体に刻み込まれたトラウマに対して、理性的に対処できるよう脳の再教育を行います。
精神心理に対するセラピーは非常に重要です
病院や他の整体などで治らないという症状をお持ちの方は、ほぼ100%精神心理の問題をお持ちです。
問題はその精神心理的な問題を自覚していないことなのです。人によっては記憶がまるっきり抜け落ちているような人もいます。
例え覚えていなくても、無意識下には精神心理的な問題やトラウマは存在し、無意識の領域からあなたに分かってもらいたいというサインを送っているのです。
当院の精神心理セラピーは、意識上の問題でも無意識下の問題でも、ARテストという筋反射で関係がある問題を正確に検出し、解消します。
その結果、今まで治らなかった症状が改善するための道筋ができるのです。