腱鞘炎(ドケルバン腱鞘炎)について

日々の生活で、このようなことにお困りではありませんか?

  • 痛みで子供を抱っこして支えるのが辛い
  • 手首が痛くて鍋が持てない
  • パソコンで仕事をしていると手首が痛くなる
  • 手首の痛みで注射を打ったが、あまり痛みが取れない
  • 手首が痛くてゴルフやテニスでスイングできない

当院にはこのような訴えをされる方がたくさんいらっしゃいますが、しっかり治療することで皆さんよくなっています。

また、これらに付随して手のしびれなどをお持ちの方もいらっしゃいますが、そう言った症状も同時に良くなります。

元となっている原因を解消することで、その原因に関連する症状もなくなっていきます。

当院に来院された患者様のお話

T.Y様は、3歳と8か月の2人のお子様の育児に奮闘しているお母さんでした。

2人目を出産後、半年を過ぎた頃から右手の親指が痛みだし、お子様を抱っこしたり料理をするときに不快な痛みで手を止めなければいけませんでした。

痛みがある生活に耐えられなくなり、整形外科でステロイド注射を2回打ってもらいましたが、すぐに痛みが再発してしまい、医者に「3度目は打てない」と言われて途方に暮れて当院へ来院されました。

お話を伺い、姿勢をみて筋力テストで問題となっている筋肉を特定し、滑りが悪くなっている筋膜を探して治療を行っていきました。

検査で体質的に炎症を起こしやすい体質と出たので、炎症体質を改善するために必要な栄養も指導しました。

数回の治療で、ステロイドをうっても良い結果が出なかった腱鞘炎は無くなり、お子さんを抱っこしたり、料理を作るのも不自由なく行えるようになりました。

腱鞘炎を放置するとこのような症状も起きてきます

  • 肩・首の痛み
    腱鞘炎を放置すると、痛みをかばいながら日常生活を行うため、不自然な姿勢で日々過ごすことになります。

    そのような不自然な姿勢からくるゆがみが、首や背中に歪みを作り、筋肉をカチカチに固まらせてしまいます。長期間その状態が続くことで、首や肩に痛みが出てきます。
  • 腕のしびれ
    腱鞘炎は首から出る神経のアンバランスが関係している場合が多いので、放置しておくと腕のしびれを引き起こす場合があります。

    しびれが長く続けば続くほど、神経が圧迫されていたり引っ張られている期間が長くなっているので、治療をしても治るまでに余計に時間がかかってしまいます。
  • 自律神経の問題
    首の筋肉がカチカチになり、首の自律神経系に関係する部分に影響が出ることで、夜眠れなくなったり常にイライラを伴うようになってきたりします。

    しっかりケアをすることで、こういった腱鞘炎と一見関係しないような症状も無くなり、明るく元気に日常生活を送れるようになります。

当院の治療内容について

腱鞘炎(ドケルバン腱鞘炎)が起きてしまうのは、いくつか要因があります。そのため、ただ痛みが出ている部分をほぐしたり、手首の関節を矯正するだけでは数日後に元に戻ってしまいます。

ではどのような要因の治療をしなければいけないのでしょうか?

  1. 硬くなっている筋肉を緩め、骨格のアンバランスを整える
    症状を感じている部分だけではなく、負担をかけている場所全てを施術する必要があります。

    特に鎖骨周りやわきの下の筋肉や骨格を調整するとともに、肘周りの筋膜を調整し筋肉がきちんと滑るように動ける状態になることが大事です。
  2. 栄養的な問題で問題が出ている体質を改善する
    腱鞘炎を起こす問題として、炎症体質や糖化といった、筋肉や筋膜を劣化させる体質がないかをチェックする必要があります。

    活性酸素対策や、糖代謝能力の改善とともに、食事の内容を改善する必要があります。
  3. ストレスになっていることがあれば、ストレスに対してのケアを行う
    身体にストレスが溜まると、体内でステロイドホルモンが出続けてしまい、炎症に弱い体になってしまいます。

    脳に働きかける心理セラピーを行うことで、過剰なステロイドホルモンの分泌を抑え、過剰な炎症を起こしにくい身体になれます。
  4. 身体のエネルギーの問題があれば、調整する
    身体のエネルギーが低下すると、内臓機能が落ちたり、なぜかわからないけどだるいというような体調不良が出てきます。

    身体のツボや耳のツボなどを刺激することで、身体全般のエネルギーバランスが改善されて、ストレスが抜けやすい体になることができます。

このように、多岐に回る要因に対応することで、ステロイド注射をもう打てなくなってしまった腱鞘炎でも、痛みがないように治療することが可能です。

痛みで十分に出来なかった、家事やお子さんとのふれあいができるようになります。

院長からのメッセージ

腱鞘炎は出産後の、特に育児に一番忙しい時期に起こることが多く、痛みに耐えながら育児や家事を行うという苦行を行っている方が多くいるのですが、腱鞘炎はやることをやればかなり簡単に改善させることが可能な症状になります。

治るために必要なのは、何が原因でどのような問題が引き起こされているのかをきちんと把握して施術を行う必要があります。

一般的な治療である構造的な問題だけ考えても、筋肉・筋膜・靱帯・関節・頭蓋骨・神経など様々な問題に対応する必要があります。

その他にも、内臓・ストレスなど考慮しなければいけないことはたくさんありますが、きちんと治療をすれば、育児や家事で大変な思いをすることはなくなります。

腱鞘炎を軽減したい・楽になりたいとお考えであれば、ぜひそのお手伝いをさせてください。必ずお力になることをお約束します。