ムチ打ち(頸椎捻挫)について

ムチ打ち(頸椎捻挫)の原因と施術方法

一般的には、交通事故などで不意な外力がかかったことで引き起こされます。

頭が前後に振られ、首の骨の関節や靭帯が瞬間的に引き延ばされたり、首の骨の歪みが引き起こされた事によって、さまざまな症状が引き起こされた状態のことを総称です。

交通事故のほかに、階段から転げ落ちる・ボールが頭にぶつかる・スポーツのコンタクトなどでもムチ打ちになることがあります。

ムチ打ち(頸椎捻挫)の治療は主に整形外科や接骨院などで行われますが、残念な事に整形外科や接骨院で行われている牽引や通電・ただ首をマッサージするといった施術ではムチ打ち(頸椎捻挫)がよくなることはほとんどありません。

不快な後遺症を残すだけです。

ムチ打ち(頸椎捻挫)は、それ相応の施術を行えばきちんと改善するのです。

ムチ打ち(頸椎捻挫)の症状

ムチ打ち(頸椎捻挫)の症状は主に、

  • 首・肩・背中の痛み
  • 首が回らない
  • 首を動かすと痛い
  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気
  • 耳鳴り

といったものが挙げられます。

これらは筋肉や筋膜といったものが傷ついて起こる部分と、首の神経のアンバランスから起こる部分があります。

ムチ打ちになった瞬間頭が前と後ろに振られます。

この瞬間首や全身の筋肉には「首を守るために力を入れろ!!」という命令が入るのですが、筋肉に力が入ったにもかかわらず、頭の重さと追突の勢いで筋肉は引っ張られます。

このような事が起こると、筋肉は”力が入れという命令が入り続けているにもかかわらず、伸びて緩んでしまっている”状態になってしまいます。

この状態が起こると脳には、”筋肉の長さ”と”脳が出している命令”の間で違いが出てしまっているので「とりあえずこのまま硬まっておこう」とします。

この、脳が感じているアンバランスな状態をリセットしてあげなければ、いくら筋肉をマッサージしても、牽引治療をしても、電気を流しても、ムチ打ちの症状がよくなることはありません。

ムチ打ち(頸椎捻挫)の時に問題を起こす筋肉群

【頭板状筋・頭半棘筋】
頭板状筋・頭半棘筋首から背中までをつないでいる”頭板状筋””頭半棘筋”(左)などは、ムチ打ちで痛めやすい筋群のひとつです。


【後頭下筋群】
後頭下筋群後頭下筋群を痛めてしまうとめまいや耳鳴り、頭痛などが高い確率で起こります。


【胸鎖乳突筋】
胸鎖乳突筋首の前側にある、”胸鎖乳突筋”も痛めやすい筋肉の一つです。


これらの筋肉をはじめ、全身の筋肉や骨格を調整して筋肉の異常緊張を緩めるとともに、神経のアンバランスを調整していきます。

メンタルストレスの問題

あまりにも長い間、ムチ打ちの症状で苦しんだ方は、痛みそのものがメンタルストレスとして、身体に刷り込まれてしまっていることがあります。

また、事故や痛めた時の体験そのものが、症状を誘発してしまうこともあります(PTSD=心的外傷ストレス障害)

そのような場合はメンタルストレスからの解消として、バッチフラワーレメディという、精神療法に使用されるフラワーエッセンスを使用したり、メンタルストレスに効果のある反射ポイントに触れたり、メンタルストレスを緩和するセラピーを行うことでケアしていきます。

より詳しい精神心理的な問題に対するセラピーについてはこちらへ

インフォメーションの問題

頭や首に受けた衝撃で、脳から筋肉へと伝わる筋肉の緊張を正常に保つ命令がきちんと伝わらないことがあります。

このような場合、耳介療法(耳つぼ)や脳を刺激するセラピーを用い、神経伝達を正常化するセラピーを行います。

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