「特定の食べ物を食べると、肌がかゆくなる」「翌朝だるくて起きられない」「食後に頭がぼんやりする」、そんな“原因がはっきりしない不調”に悩む方が増えています。
病院の検査では異常がないのに、なぜか反応が出てしまう。このようなケースでは、ヒスタミン代謝の弱さ(ヒスタミン不耐性) が関係していることがあります。
本記事では、
・ヒスタミンと体調不良の関係
・控えた方がよい食べ物
・逆に積極的に摂りたい食材
・日常でできる対策
これらをやさしく分かりやすくまとめました。
同じようなお悩みを持つ方、特にお子さんの不調(起立性調節障害・慢性疲労・アレルギー様症状)に悩む親御さんも、参考にしていただければと思います。
ヒスタミンとは?なぜ食べ物で反応するのか
ヒスタミンは、身体を守るために働く大切な物質です。
しかし、体の「分解システム」が追いつかないと、過剰になったヒスタミンが
・皮膚のかゆみ
・湿疹
・頭痛
・めまい
・動悸
・朝起きられない、倦怠感
・消化不良、胃痛
など、アレルギーのような反応を引き起こすことがあります。
ヒスタミンを分解するのは主に
・DAO(ジアミンオキシダーゼ)酵素(腸で働く)
・HMT(細胞内で働く)
の2つになります。
腸のコンディションやストレス、栄養状態が崩れると、この分解能力が落ちてしまうため、食べ物で反応が出やすくなるのです。
ヒスタミンが多い控えたい食品
ヒスタミンは「時間が経った食品」「発酵食品」「加工食品」に多く含まれます。
●発酵食品
・チーズ
・納豆
・味噌
・キムチ
・ヨーグルト
●加工肉
・ソーセージ
・ハム
・サラミ
●鮮度が落ちやすい魚
・サバ
・マグロ
・ブリ
・イワシ
●その他
・トマト
・ナス
・ほうれん草
・チョコレート
・赤ワイン
・前日の料理(特に肉・魚)
・長時間煮込んだスープ
特に“残り物を朝食で食べた日に体調を崩す”というお子さんは多く、ヒスタミン不耐性の典型といえます。
積極的に摂りたいヒスタミンをためにくい食品
●新鮮なタンパク質
・鶏肉
・白身魚(タラ、カレイなど)
※買ってすぐ調理するとヒスタミン負荷を最小限にできます。
●野菜
・根菜(大根、にんじん、さつまいも)
・キャベツ、レタス
・きゅうり、ブロッコリー
●フルーツ
・りんご
・梨
・ブルーベリー
・バナナ(合う・合わないがあるため少量から)
●ヒスタミン分解を助ける栄養素
・ビタミンC(キャベツ、ブロッコリー、柑橘類)
・ビタミンB6(玄米、鶏むね肉、バナナ)
・亜鉛(カボチャの種、牡蠣)
これらは腸と酵素の働きを助けてくれます。
日常ですぐにできるヒスタミン対策
●作り置きを極力減らす
作ったその日のうちに食べるだけで、体調が安定する方が非常に多いです。
●加工食品を控える
ハム・ソーセージはヒスタミン高めです。
●タンパク質は“鮮度”が命
肉・魚は新鮮さで反応が大きく変わります。
●腸内環境を整える
腸が弱るとDAO酵素が低下し、症状が出やすくなります。
●睡眠とストレスケア
自律神経の乱れはヒスタミン代謝にも影響します。
フィシオエナジェティックで出来ること
フィシオエナジェティックでは、
・DAO酵素の働き
・腸の状態
・細胞内ヒスタミンの代謝
・栄養不足(B6、C、亜鉛など)
・自律神経反応
・ストレス要因
などを総合的に評価できます。
「食べ物で体調が乱れやすい」
「起立性調節障害と診断されたが改善が遅い」
「アレルギーではないと言われたのに反応が出る」
という方は、ヒスタミン代謝のサポートで改善の道が開ける場合があります。
食事の反応は“体質だから仕方ない”わけではありません。
ヒスタミン代謝を理解し、合う食べ物・合わない食べ物を知るだけで、生活の質が大きく変わる方がたくさんいます。
不調が続いている方は、一度体の仕組みから見直してみてください。
