3年間続くブレインフォグに悩む20代女性

20代女性のYさんの施術記録をご紹介します。

主訴は「3年前から続くブレインフォグ」。

頭にもやがかかったような感じがずっと続き、思考がまとまらず、仕事中に集中できない。医療機関では「ストレスかもしれませんね」と言われても、特に薬もなく、そのまま過ごしてきたとのことでした。

ブレインフォグは、原因が一つとは限りません。
食事、腸内環境、ホルモン、自律神経、栄養不足、化学物質、精神的ストレス…。
何層にも重なる“見えない原因”が、霧のような思考の重さを作り出します。

そのため今回は、フィシオエナジェティックの手法を用いて、身体からの反応をもとに原因の優先順位を調べていきました。

■ ARテストで見えてきた「最初に改善すべき問題」

まずはフィシオエナジェティックのARテストで身体の反応を確認します。
軽く腕の長さの変化をチェックしながら、構造、栄養、感情、環境ストレスなど、複数のレベルで検査を進めていきます。

すると、最初に反応が強く出たのは 「上部小腸のストレス」
食事内容を伺うと、忙しさからコンビニ食やカフェのパンが多く、タンパク質・ミネラルが不足している様子でした。

次に反応したのは 「腸内カンジダ」
ブレインフォグ患者さんでは珍しくありません。腸内環境の乱れが神経伝達物質に影響し、頭のクリアさが失われてしまうのです。

さらに深いレベルでは、心理的ストレスへの過敏反応
仕事の人間関係からするストレスが、脳の機能を低下させていました。


こういった刺激が、脳の代謝をじわじわと乱しているケースもあります。

■ 施術とセルフケアプラン

治療は、

・小腸の反射点への調整
・頭蓋と自律神経のバランス調整
・カンジダに対する自然療法的サポート(※ARテストで反応した栄養素を選択)
・心理的ストレスへの反射療法

を行いました。

加えて、Yさんには

・消化酵素による消化のサポート
・小麦類の減量
・砂糖の多い飲料を控える

という宿題をお願いしました。

■ ブレインフォグは「気のせい」ではありません

フィシオエナジェティックの検査を使うと、今その人の身体が一番負担に感じている原因が何か、順番としてどこから整えるべきかを知ることができます。

ブレインフォグだからといって、脳だけの問題とは限りません。腸、環境毒、ストレス、ホルモン…”霧”の正体は、人によって全く違うのです。

もしあなたの頭にも、ずっと晴れない雲がかかっているようなら、それは体が「まだ気づかれていない助けを求めている」サインかもしれません。


同じようなお悩みがある方は、どうぞ一人で抱え込まずご相談ください。
あなたの身体自身が持つ「答え」を、一緒に探していけたら嬉しく思います。

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