【起立性調節障害】メラトニンの問題とヒスタミン代謝の問題で起きる睡眠障害の違い

さいたま市・上尾市で朝起きられないお子さんに悩む親御さんへ

起立性調節障害(OD)で多い悩みのひとつが「睡眠障害」です。
・夜に眠れない
・寝つきは悪くないが眠りが浅い
・夜中に何度も目が覚める
・朝は頭が重くて起きられない
同じ“睡眠の問題”といっても、原因はひとつではありません。

特に当院(さいたま市・上尾市周辺)で施術していて感じるのは、メラトニンの問題による睡眠障害ヒスタミン代謝の問題による睡眠障害が、まったく違うパターンとして現れるということです。

今日は親御さんにもわかるよう、やさしく解説していきます。

目次

メラトニンの問題で起こる睡眠障害

夜眠れない、寝つけない、入眠が遅いタイプ

メラトニンは「睡眠ホルモン」と呼ばれ、夜になると自然に分泌が増え、眠気をつくります。
起立性調節障害のお子さんは、
・体内時計のズレ
・夜の光(スマホ・ゲーム)
・自律神経の乱れ
・ストレス
によって、このメラトニンの出るタイミングが崩れてしまうことがあります。

メラトニンタイプで現れやすい症状

・23時を過ぎても眠くならない
・布団に入っても寝つくまでに1〜2時間
・深夜のスマホで眠気が吹き飛ぶ
・朝より夜の方が元気
・休日は昼頃まで寝続けてしまう

このタイプは 眠るスイッチが入らない状態です。
朝起きられないのは、「頑張っても眠れていないから」です。

フィシオエナジェティックでの視点

メラトニン合成には
・セロトニン
・ビタミンB6
・マグネシウム
などが必要です。

当院の検査では、腸内環境の乱れやストレス起因のセロトニン低下が見つかることが多く、メラトニン生成のルートが弱っている子が少なくありません。


ヒスタミン代謝の問題で起こる睡眠障害

寝つきは悪くないのに眠りが浅い、夜中に目が覚めるタイプ

ヒスタミンは、本来アレルギー反応に関わる物質ですが、脳では「覚醒」をつかさどる働きを持っています。

つまり、ヒスタミンが処理しきれない状態だと脳がずっと“起きているモード”になりやすいのです。

ヒスタミンタイプで現れやすい症状

・寝つきは普通だが夜中に何度も目が覚める
・寝ても疲れが取れない
・眠りが浅く、夢をよく見る
・朝、頭痛・頭の重さが強い
・食後や気圧の変化で体調が崩れやすい
・肌トラブルや鼻炎を併発している

このタイプは、睡眠は取れているのに質が低いという特徴があります。

ヒスタミン代謝が乱れる理由

・DAO酵素の働きが弱い
・腸内環境の悪化
・ストレス
・高ヒスタミン食の摂りすぎ(魚、発酵食品、チョコ、ナッツなど)
・鉄・亜鉛不足
などが検査で見つかります。

フィシオエナジェティックでの視点

ヒスタミン代謝は
・DAO酵素
・HNMT(細胞内でヒスタミンを分解)
この2つのルートがあり、どちらが弱いかによって対処が変わります。

当院では、
・腸の炎症
・食品アレルギー
・ミネラル不足
・自律神経の過緊張

などを個別に評価し、必要なルートを整えていきます。


2つの睡眠障害の違いをまとめると?

原因メラトニンの問題ヒスタミン代謝の問題
眠れない理由入眠スイッチが入らない脳が覚醒したまま
睡眠の質寝つけない寝れているが浅い
朝の状態起きられない・重だるい頭痛・疲労感
併発しやすい症状昼夜逆転アレルギー・頭痛・胃腸症状

どちらも「朝起きられない」につながりますが、
原因はまったく違います。


さいたま市・上尾市で起立性調節障害に悩む親御さんへ

起立性調節障害のお子さんは、「怠けている」のではありません。
体の仕組みが本当にうまく働いていないのです。

そして、メラトニンの問題か、ヒスタミン代謝の問題か、あるいは両方なのか、検査をしてみないと分かりません。

フィシオエナジェティックでは、原因のルートを一つずつ丁寧に調べ、お子さんに合った改善方法をご提案しています。

お子さんの睡眠の問題でお困りでしたら、いつでもご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次