毎月、生理前になると現れるイライラ、頭痛、激しい腹痛、吐き気、浮腫み、止まらない過食欲求…。これらはPMS(月経前症候群)の典型的な症状であり、仕事や学業、人間関係にまで影響を及ぼし、「毎月が憂鬱だ」と感じている女性は非常に多いです。
一般的に、PMSの原因は「ホルモンバランスの乱れ」と説明されます。もちろんそれは事実ですが、「なぜ、あなたのホルモンバランスは乱れるのか?」という根本的な問いに答えられなければ、真の改善にはつながりません。
当院では、フィシオエナジェティック(ARテスト)とオステオパシーを統合し、PMSの症状を引き起こす構造的、化学的、感情的な根本原因を特定し、つらい症状からの解放をサポートしています。
今回は、PMSの症状に悩むあなたが知っておくべき、「ホルモン以外」の隠れた真の原因について、詳しく解説いたします。
PMSのつらい症状を引き起こす「ホルモン以外の隠れた原因」
フィシオエナジェティックの診断では、人体を構造・化学・感情・情報の4側面から評価します。PMSの場合、特に以下の3つの側面に、症状を悪化させる決定的な要因が隠れていることが多々あります。
隠れた原因1:構造的ストレス(骨盤・内臓の歪み)
子宮や卵巣といった女性生殖器は、骨盤の中にあり、靭帯や筋膜を介して骨盤や腰椎、さらには内臓(特に大腸)と連結しています。
仙骨・骨盤の歪み: 長時間のデスクワークや片足重心などの習慣により、骨盤(特に仙骨)が歪むと、子宮・卵巣周辺の血流やリンパの流れが阻害されます。
内臓の緊張: ストレスや食事の偏り(特に便秘)によって大腸や小腸が硬く緊張すると、隣接する子宮や卵巣が物理的に圧迫され、ホルモンを運ぶ血管や神経の働きが悪化します。
子宮・卵巣への血流が悪い状態では、いくらホルモン剤やサプリメントを摂取しても、必要な細胞へホルモンが届かず、症状が増幅されてしまうのです。
隠れた原因2:化学的ストレス(肝機能の低下と栄養欠損)
ホルモンバランスを整える上で、肝臓は非常に重要な役割を担っています。
エストロゲンの解毒: 女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、役割を終えると肝臓で代謝・解毒され、体外へ排出されます。
肝機能の低下: 疲労、アルコール、食品添加物、腸内環境の悪化(リーキーガット)などにより肝臓の解毒能力が落ちていると、使用済みのエストロゲンが体内に再循環してしまいます。 → この「過剰なエストロゲン」の状態が、激しいイライラや胸の張り、頭痛といったPMS症状を悪化させる最大の原因となります。
また、ホルモンを作るために不可欠なビタミンB群やマグネシウムなどの栄養素が慢性的に不足している場合も、症状は悪化します。
隠れた原因3:感情的ストレス(過去のトラウマ・慢性疲労)
PMSの症状で特に「イライラ、不安感、感情の爆発」といった精神症状が強い場合、過去のショックや慢性的なストレスが、身体に「感情的なロック」として残っている可能性があります。
この感情的なストレスは、自律神経系を通じて脳(視床下部)を常に緊張させ、女性ホルモンをコントロールする指令系統に不具合を発生させます。その結果、生理周期に合わせたホルモン量の変動に対し、身体が過剰に反応してしまい、精神症状が強く現れるのです。
フィシオエナジェティックによるPMS根本改善への道
上尾駅周辺でPMSの根本改善を目指す当院では、単なる対症療法ではない、オーダーメイドの施術を行います。
ARテストによる原因の特定
ARテスト(精密反射テスト)を用いることで、あなたの身体の中で「骨盤の歪み」「肝機能低下」「特定の食品アレルギー」「感情的なロック」のなど、PMS症状を最も引き起こしている優先順位の高い要因を正確に特定します。
フィシオエナジェティックによる統合的アプローチ
特定された原因に対し、オステオパシーの視点から以下の手技を組み合わせてアプローチします。
構造面: 骨盤矯正(特に仙骨)と子宮・卵巣の靭帯に対する優しいマニピュレーションを行い、骨盤内の血流を劇的に改善します。
化学面: 肝臓・腎臓・腸への内臓マニピュレーションを通じて、内臓のポンプ機能を高め、老廃物や過剰なエストロゲンの解毒・排出を促します。
感情面: 頭蓋仙骨療法やソマト・エモーショナルリリースの手法を用い、自律神経の緊張を解き、感情的なロックを解放することで、ホルモン指令系統のノイズを取り除きます。
さいたま市、上尾市周辺で、毎月のPMS症状に「もう我慢の限界だ」と感じている方は、ぜひ一度、当院のフィシオエナジェティックとオステオパシーを融合した施術をお試しください。
あなた本来の健やかなサイクルを取り戻すお手伝いをいたします!
