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股関節の痛みの症例
股関節の痛みでご来院になった方の症例です。
性別・年齢・主な症状
年齢・性別:70代女性、症状が出だしてから半年
主な症状:右股関節の痛み
痛みが出るシチュエーション:
・階段の上り時
・座った状態から立ち上がり歩き出す時
・右側を下にして寝るとき
原因及び対処
痛みが起きていた原因:
・前脛骨筋筋膜の異常緊張
・踵骨の歪み
・後脛骨筋筋膜の異常緊張
対処:
・前脛骨筋膜のリリース
・踵骨の矯正
・後脛骨筋膜のリリース
所感
右股関節の痛みが出だしてから半年以上、階段の上りや歩き始めに痛みが出ていて、日常生活にかなりの不自由が出ている状態でした。
事前に医師の診察を受けてもらっていましたが、画像上は特に問題はなく老化の一言で片づけられていました(ありがちですが)。
フィシオエナジェティックのARテストで検査を進めていくと、股関節痛の原因は股関節から離れている膝下の筋肉を包む筋膜の緊張と、踵の骨の歪みでした。
これらを正常な状態に戻した後、股関節の痛みを確認していただくと、痛みは10→0になりました。
施術は一回で終了しました(全ての症状がこんなにうまくいくわけではないですが)。
痛みの原因か、痛みのある部分に無かった良い例です。
また、老化と言われた症状が、老化が原因ではなかったという良い例になりました。