冷え性の症例

冷え性の症例

身体の冷えでお悩みの方が来院された症例です。

性別・年齢・主な症状

年齢・性別:30代女性。
主な症状:体(主に肩とお腹)と足が冷たい
症状が出るシチュエーション:
一日中肩やお腹、足が冷たく冷えている。

今まで受けてきた治療

特になし

原因及び対処

症状が起きていた原因:
・ホルモンバランス異常(甲状腺の機能低下)
・内転筋筋膜の異常緊張

甲状腺機能低下が起きていた原因:
・視床下部の機能異常(メンタル的な問題)
・甲状腺周辺筋の異常緊張
・肝臓の解毒
・必須脂肪酸不足
・アミノ酸不足

対処:
・甲状腺機能低下に対しての対処
・内転筋筋膜のリリース

甲状腺機能低下へのアプローチ:
・フラワーエッセンスによるメンタルストレスへの対応
・甲状腺周辺筋のリリース
・肝臓の解毒をサポートするハーブを勧める
・必須脂肪酸摂取を勧める
・アミノ酸(チロシン)摂取を勧める


所感

体の冷えでお困りだったこの女性の症状の原因は、主に甲状腺の機能低下からくるものでした。

フィシオエナジェティックのARテストで検査をすると初日には、視床下部の問題・甲状腺周辺筋の異常緊張・肝臓の問題、内転筋筋膜の緊張が検出されましたので、それらへの対処を行いました。

2回目に来院された時にも、甲状腺の問題が検出されましたが、内容は必須脂肪酸不足とアミノ酸不足の問題でした。

甲状腺の機能低下は、身体の代謝を下げエネルギー不足を引き起こします。結果として体の冷えやうつ症状の原因となります。

2回目の来院時には冷えは多少ある位に解消されていましたが、3回目の来院時には問題は検出されず、自覚症状としての冷えも完全に解消されていました。