慢性疲労症候群について

主な症状の原因と施術方法:慢性疲労症候群について

埼玉県上尾市のクレア治療院では、慢性疲労症候群に対する施術を積極的に行っています。

施術内容は、筋肉や骨格の矯正だけではなく多岐にわたる治療を行うことによって、慢性疲労症候群の改善を行います。

もちろん、どんな方でも改善できるというわけではありませんが、医者に行っても原因不明で経過観察と言われた方や、薬を飲んでいるが思うような結果が出ない方などには、ぜひご来院いただいてお試しいただけばと考えております。

当院で行っている慢性疲労症候群の施術について

”慢性疲労症候群”という病名に囚われず、症状がどのような事から引き起こされているのがを検査します。

フィシオエナジェティックARテスト検査には、フィシオエナジェティックという技術のARテストというテスト法を用います。

これは、身体の症状に意識をフォーカスすることによって、擬似的に脳にストレスを与えた結果、出てくる右半身と左半身の筋肉の緊張を腕の長さという形でとらえ、その緊張がどのような治療で解消するのかを調べていくものです。


フィシオエナジェティックARテスト2フィシオエナジェティックARテスト3

このような形で出た反応を下の図にあるような、「構造」「生体化学」「精神心理」「情報伝達」のどの分野からきているのかを検査し、治療をしていきます。

フィシオエナジェティック整体の概要

当院でよくみられる慢性疲労症候群の原因

慢性疲労症候群の方にみられる構造の問題

慢性疲労症候群の時に良く見受けられる構造的な問題としては、

  1. 頭蓋骨の歪み(脳脊髄液の循環異常)
  2. 上部頸椎の歪み
  3. 胸郭や横隔膜の問題(呼吸関係)

などが、挙げられます。

これらの問題が検出された時は、その歪みを調整していきます。

当院ではこれらの矯正をする際に、ボキボキ言わせるような矯正はしませんのでご安心ください。

慢性疲労症候群の方にみられる生体化学的な問題

慢性疲労症候群の方に特に多く検出される問題がこの分野の問題です。

慢性疲労症候群の方に良く見受けられる生体化学的な問題としては、

  1. 重金属中毒
  2. カンジダ菌の毒素の問題
  3. 腸粘膜の炎症(リーキーガットシンドローム)
  4. ホルモンのアンバランス(甲状腺や副腎等)
  5. 脳内の神経伝達物質の不足


等が、主な問題です。

このような事が問題の場合、薬物療法を行っても症状は改善されないばかりか、薬の副作用が強く出てしまったりします。

この分野の問題が検出された時は、問題を解消するのに必要なサプリメントやハーブを飲んでいただくことをお勧めしています。

1、重金属中毒

水銀、鉛、アルミニウム、ヒ素、カドミウムなどの重金属が体内へ蓄積することによって、様々な症状を引き起こします。

重金属は、正常な神経の働きの邪魔をしたり、酵素を作れなくしたり、ホルモンの働きの邪魔をしたりして結果、頭痛や耳鳴り、慢性疲労症候群、しびれ、めまい、不眠、うつ病などの身体症状が現れます。

>>重金属についてのさらに詳しい説明はこちらへ

2、カンジダ菌の毒素の問題

カンジダ菌は、主に人間の大腸内にいる常在菌の一種で、カビの仲間です。

これが異常に繁殖をしてしまうと、腸内でガスや毒素を発生させたり、血中に侵入し全身の臓器で繁殖します。

その結果、ホルモン分泌が邪魔をされたり、倦怠感、疲労感、ガスで酔っ払ったような症状が出たりします。

カンジダ菌が異常繁殖してしまう原因には、抗生物質の乱用・ステロイド薬の使用・避妊薬(ピル)の使用・重金属の蓄積・甘い物の摂りすぎ・アルコールの摂りすぎ・無理な食事制限によるダイエットを繰り返しているなどがあります。

このような場合、上記のような生活習慣を改善するとともに、カンジダ菌のバランスを正常に戻すためのハーブを飲んでいただく必要があります。

>>カンジダ菌についてのさらに詳しい説明はこちらへ

3、腸粘膜の炎症(リーキーガットシンドローム)

腸粘膜の炎症(リーキーガットシンドローム)は、カンジダ菌の異常繁殖や小麦たんぱくのアレルギー(グルテンアレルギー)・牛乳アレルギー等が原因で起こります。

腸粘膜が炎症を起こすことによって、腸粘膜を通過してはいけないものも通過するようになってしまい、それが慢性疲労症候群の原因となる場合があります。

腸粘膜の炎症(リーキーガットシンドローム)が検出された時は、胃やすい臓の消化酵素がきちんと分泌されていなかったり、カンジダ菌が異常繁殖をしている場合が多いので、それらへの対処をしたのち、腸粘膜の修復や炎症を抑える働きのあるサプリメントやハーブを摂取していただく必要があります。

4、ホルモンのアンバランス

慢性疲労症候群をお持ちの方の中には、甲状腺の機能異常や副腎の機能異常によって、慢性疲労症候群が引き起こされている場合があります。

甲状腺の機能が亢進(バセドウ病など)しても、低下を(橋本病など)しても、慢性疲労症候群と同様の症状が引き起こされます。

また、副腎というストレスと関係のあるホルモンを出す場所が疲労してしまうと(副腎疲労症候群)、これも慢性疲労症候群と同じ症状を引き起こします。

これらの問題がある場合、これらの問題が構造・生体化学・精神心理・インフォメーションの問題の内、どれからきているのかをさらに細かく検査し、機能を正常に戻して、慢性疲労症候群の改善を図ります。

※甲状腺機能亢進症の症状
鬱など精神症状、イライラして攻撃的、そわそわして落ち着きが無い、精神の高ぶりによる早口、食べても痩せる(太る人もいます)、体温が高くなり、暑がりになる、多汗、不眠症、慢性的な疲労感、手の震え、動悸、息切れ、下痢、生理不順、稀発月経、無月経、不妊症、流産、早産、月経前症候群(PMS)
※甲状腺機能低下症の症状
鬱など精神症状、慢性的な疲労、動作が緩慢になる、異常な眠気、食欲が低下するが太りやすい(痩せる人もいます)、体温が低くなり寒がりになる、汗があまり出なくなる、むくみ(とくに顔面、まぶた、唇)、便秘、物忘れ、生理不順、無月経、不妊症、流産、月経前症候群(PMS)
※副腎疲労症候群の症状
朝が起きられない、うつ症状、倦怠感が続く、楽しくない、しょっぱいものが欲しくなる、慢性疲労、物忘れ、性欲減退、立ちくらみ

慢性疲労症候群の方にみられるメンタルストレスの問題

メンタルストレスが強い方には、メンタルケアに使われているバッチフラワーレメディというエッセンスをのんでいただいたり、メンタルストレスに効果のある顔の反射ポイントに触れることでケアしていきます。

このような、メンタルストレスが直接的に慢性疲労症候群の原因になることもあれば、メンタルストレスによって消化酵素が分泌されなくなることで栄養不足になり、慢性疲労症候群になることもあります。

>>詳しい精神心理的な問題に対するセラピーについてはこちらへ

慢性疲労症候群の方にみられるインフォメーション(情報伝達)の問題

鍼灸で使う経絡のエネルギーバランスが崩れていたり、体内の情報伝達系に滞りがある事が症状の原因となる時もあります。

そのような時は、マグレインという粒をツボや耳介(耳つぼ)に貼る事によって、体内のエネルギーのバランスを整えます。

当院での治療で改善を見込めない方は以下のような方です

もちろん、当院で全ての慢性疲労症候群をお持ちの方が改善されるわけではありません。

特に以下のような事に当てはまる方は、慢性疲労症候群の改善が難しい場合があります。

  1. 治療後すぐに改善したという感覚を求める方
  2. サプリメントを飲みたくない方

1の方に関しては、原因に副腎疲労症候群がかかわっている場合、急激に副腎の機能を回復させてしまうと、免疫機能が低下するということが起こります

この場合、免疫機能に関係する”胸腺”という場所に、負担がかかっていないかをチェックしつつ、徐々に副腎の機能を改善していかなければいけません。

ただ単に「ボキボキっと骨を矯正してハイ終わり」という感じでは終われないのです。

そのような、その場の体の軽さを求めて来院されると、不快な感情しか残らないことも考えられますので、ご来院されない方が良いと考えます。

ホルモン系のバランスをとる施術は、2~3ヶ月のスパンで判断していただく必要があります。

2の方に関してですが、症状を引き起こしている原因を改善するのにサプリメントやハーブが必要になる場合があります。

その場合、他にどのような治療をしても足りないものは足りないですし、必要なものは必要です。
(壁の修理をするのにセメントが必要なのに、セメントを使いたくないと言っているのと同じことです。)

それを摂りたくないという方は、当院で施術を受けても改善は見込めませんので、当院へは来院されない方が良いと思います。

※当院でサプリメントは販売しておりません。サプリメントは個人輸入をしていただくか、当院で個人輸入の代行を行っております。

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